秀808の平凡日誌

ジョーク集その59

佐藤「さぁ、今日はゆっくりしていってくださいね。」

今日は佐藤さんの邸宅で、神様である佐藤さんの開いたパーティーがあっている。
招待されたのは、クロウ、エンティング、asutorei・GF、ルーナ、イフリィト、そしてファミ田一。

エンティ「いや~、佐藤さんがこんなパーティーに招待してくれるなんて感激だね。」
クロウ「つか佐藤さんて誰だよ!!」
エンティ「神様らしいよ」
クロウ「神様なんていていいんですか!?」
ルーナ「しかし、広い邸宅ですねぇ…」
佐藤「外は警備を固めてあるから、だれもここには入れないんです。だから今夜は、私たちだけの楽しい世界なんです。」
GF「なんかロマンチックだな」
イフ「そうか?わいは騒がしいほうが好きやな…」
ファミ田一「まぁ当然、こういうのは私にこそ似合いますね~~」
佐藤「さっそくご馳走ですよ~~」


エンティ「いただきま~す……ゲホッゲホッ…」
佐藤「どうかしましたか?最高級のキングクラブの肉ですよ??」
GF「一般のモンスターとか人間はコレをクエストアイテムと呼んでいて、普通は食べないものなんですよ。」
ルーナ「うんうん…」
佐藤「じゃあ次の持ってきます…」


エンティ「うむ、美味だ。うまい。うますぎる。」
佐藤「最高級の苗木です。」
GF「一般のモンスターや人間はコレをクエストアイテムと呼んでいて、普通は食べないものなんですよ。」
ルーナ「あれ?上のコピペじゃない??」
GF「気のせいだ。」
佐藤「じゃあ次の持ってきますよ…ハァ…」


イフ「うまい!!うますぎる!!」
佐藤「最高級の火の元素です。」
クロウ「ソレも一般的には食われてねーんだよぉ!!てかそれテメェも食えねえだろ!!」
GF「まぁ、高級品ならもらっとくか。俺のコレクションの仲間入りだ。」
クロウ「いや、明らかに危ないブツだろ…」
佐藤「ったく…最近の若者はケチばっかりつけて…俺寝るわ…ベットルーム行ってるね…」
エンティ「じゃあ俺は、建物の中を見物でもするかな」

 スタスタスタ…

ルーナ「あたし寝ます…」

 ドドドドド…

イフ「俺は、冷蔵庫でもあさってくるかな~~」

 スタスタスタ…

クロウ「そーいやイフリィトって、そんな趣味あったっけか…」
GF「佐藤さんの冷蔵庫かぁ…俺も興味あるなぁ…」
ファミ田一「明日こっそり何かパクろ。」
クロウ「待て待て待て!!お前探偵だろ!!アニメや小説の探偵は悪事を働いちゃいけないってルールがあるの。」
ファミ田一「ちぇっ…」

それは探偵だけでなくすべての生物に共通するルールだろ…
ふと思ったがクロウが可愛そうなためあえて言わないGFであった…

 ピカーーーーーーーーーン!!!

クロウ「なんだ!?」
GF「ベットルームの方から強い光が!!」
ファミ「行ってみましょう!!」



 -ベットルーム-

 そこには、佐藤さんの死体が横たわっていた。何かに刺されたような、小さな傷がある。

クロウ「ぎゃあああああ!!!!」
エンティ「どうかしたか?・…ってわあああ!!!」
GF「佐藤さんが死んでるうううう!!!」
ルーナ「うううう…佐藤さぁ~~~ん……」
ファミ「死体を見たところ、焼死の後がありますね…」
エンティ「あ、さては!犯人はGFだな!!光と炎、明らかにお前だろ!!」
GF「ちがうわい!!俺じゃねーよ!!ぜってぇ違うわ!!俺やっとらんって!!」

 すると、ファミ田一が部屋の隅に落ちていた何かに気づく…

ファミ田一「これは??ビンの欠片??」
クロウ「ですね…」
ファミ田一「死体に傷が残っている…弓か何かを使ったのでしょうか…」
GF「多分…火傷があるってことは、火炎ビンか何かのあとでしょうか??」
ファミ田一「その確立は高いな…」
エンティ「あ、犯人がわかったぞ!!犯人は…」



エンティ「ルーナ!!チミしかいない!!」
ルーナ「え?私??何で??証拠ないじゃん!!」
エンティ「俺とクロウとファミ田一さんは外でまだ食事の席にいた。建物の中に入っていった3人の中で、弓を使えるのはお前しかいない!!」
ルーナ「だから私じゃないってば!!」
エンティ「まだ言い逃れするか!?」
クロウ「…エンティ、後で覚悟しておけ…」
ファミ田一「エンティングさん…その人は犯人じゃありません。真犯人は違う人です。」
エンティ「え??」
ファミ田一「犯人は……」











ファミ田一「イフリィトさん、あなたです。」
イフ「なに??わいだと??わいに弓が使えるわけないだろが!!」
ファミ田一「不自然だと思いませんか??現場にビンを落としていくような奴が、現場に打った矢をきれいに片付けているなんて。」
イフ「まぁ、確かにそうやが…」
ファミ田一「それに、外から見ていても光が見えた。コレだけ強い光なら、GFさんは気絶してしまって殺害できません。」
イフ「なら光に強いわいの仕業やと??それならエンティングもだろうが。」
ファミ田一「それを貴方だと確信できる証拠はビンにあります。私はずっと、コレは弓のビンだと思っていましたが、実は火の元素の入れていたビンなんです。
火の元素は、いきなり空気中に放り出すと爆発するので、確認するのは非常に難しいです。
あなたは、これで気絶させたあと、佐藤さんを炎で焼死させたのです。
そう、食事の時にとっておいた、最高級の火の元素でね。体の火傷は、貴方が炎でつけたものでしょう。」
イフ「…くそっ…完璧だと思ったのに…」
ファミ田一「貴方がビンの欠片を片付けていたら、私はGFさんに濡れ衣を着せてましたよ。その不注意が命取りになるのです。」


佐藤「う~~んよく寝た…なんか寝るとき襲われたけど、私は神様だから平気でしたよ。」
一同「…………」


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